flowersで連載中の漫画「ミステリと言う勿れ」(田村由美先生)4巻(ep6)を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね!
入院した久能…隣のベッドに居た元刑事である牛田から、とある事件の話をされて…?
>>>前話 ミステリというなかれ ネタバレ 4巻(ep5)はこちら
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ミステリというなかれ ネタバレ 4巻(ep6)!入院した久能は牛田という元刑事に…
爆弾犯の事件を無事解決した後に土手から転げ落ちてしまった久能。
総合病院に緊急搬送された彼は、頭を打っているかもしれないからと心配する池本のすすめでCTRなど様々な検査を受けることになりました。
しかも様子を見るために二日間入院することになってしまいます。
退院は月曜日と言われ、なんともないのに…と意気消沈する久能。
病室に案内された彼は食事を済ませると、ゆっくりすることにしました。
するとどこから聞きつけたのか、久能にお見舞いのプリザーブドフラワーが届きます。
差出人を見ると「狩集汐路」となっています。
入院するなんて知らせてないのにどこから情報を得たのだろうと、驚きよりも恐怖を感じる久能。
しかし中身を開けた彼は入っていた手紙を読み、本当の差出人がガロだという事に気が付きました。
手紙には、汐路の件へのお礼が記されています。
先日の贈り物の事もあり、もしかして中に切断された手とか入っていないだろうかと久能は、プリザーブドフラワーをひっくり返すと隅々まで見ます。
すると出てきたのは、ラピスラズリの石がついた小さな指輪でした。
指輪の内側には、射手座のマークが彫られています。
しかもその星座の指輪は、先日の爆弾犯の三船がしていたものと類似しています。
そして、久能もガロも射手座ではありません。
久能が射手座ではないのをガロも知っているはずでした。
何の関係があるんだろうと久能が考え込んでいると、いつの間にか消灯時間になっています。
一人じゃないと眠れない久能は、この病室が誰も入っていない所でよかったと安堵の表情を浮かべました。
しかしその瞬間、久能の隣のベッドから物音が聞こえたのです。
てっきり一人だと思っていた久能は、思わず仕切りのカーテンを開けて隣を見ました。
そこには、本を読むニット帽をかぶった一人の老人がいたのでした。
老人の名は牛田悟郎といい、彼が読んでいたのはマルクス・アウレリウスの『自省録』という本でした。
その本は入院していた女の子が、自分は丸暗記したから、と牛田に譲り渡したそうです。
牛田はその本について、死についての話が多くて面白いのだと言います。
この病院でも毎日誰かが死んでいて、幽霊が出るらしいぞと、脅すように言う牛田。
しかし久能は幽霊の存在を信じていません。
死んだら何もなくなり、つらいのも苦しいのも恨みもすべてなくなると語る久能。
そうだったらいいなと思うし、そうであってほしいと思っていると話します。
牛田自身も幽霊は見たことがないようでした。
親も女房も友達も、先に逝ってしまった人たちは誰も出てきません。
自分の周りは闘病か早死の人ばかりだ…と呟くと、一人取残されたことに牛田はバチがあたったんだろうなと嘆くように言いました。
すると久能は、バチなら本人に当たるはずだし、周りを不幸にしていないあなたにバチが当たるのはおかしいと告げます。
…みんなはあなたのおまけじゃないので、それぞれの人生を全うしただけだと思いますよ。
そう投げ掛けた久能に牛田は微笑みを向けます。
バチが当たるなんて、何でそんな風に思うのだろう…不思議に思った久能は牛田に訊ねました。
すると、先程まで久能と一緒にいた池本の事を刑事だと見抜いていた牛田。
彼も定年になるまでずっと刑事をしていたのです。
…面白かった事件の話でもしてやろうか?
牛田はそう投げ掛けると、断る久能をよそに語り始めたのでした。
ある春の日のことです。
立て続けに三人の人間が殺される事件が起きました。
手口も発見された場所もバラバラで、被害者に共通項は見当たりません。
別々の事件だろうと思われていた矢先、四人目の被害者で初めて物証がでます。
それは前科のある男性Aの髪の毛でした。
警察はAを調べると、三件の被害者と全員関わりがある人物です。
しかも三人の死によって、Aは得をしているのです。
やっていないの一点張りのAですが、警察は犯人だと確信したようでした。
しかし牛田の相棒の霜鳥という刑事だけは、Aが犯人ということが腑に落ちません。
四人目の被害者だけが、Aとの接点が見つかっていないのです。
ここまで話した牛田は唐突に、ここで問題ですと久能に投げ掛けました。
…実際Aは無実だったが、どんな真相だったと思う?
いきなりの質問に久能は少し考えると、Bという人物がいたからではないかと推測します。
Bには殺したい人間がいるが、捕まりたくはありません。
そこで前科があるAに罪をなすりつけることを思いつきました。
Aにとって邪魔な人間を殺していくと、Bは四人目に自分の目的の人間を殺します。
そこにAの髪の毛を置いておけば、三人と関わりがあるAのせいにすることができると考えたのです。
久能の推理を聞いて牛田はため息をつくと、その通りだと認めました。
真犯人のBが勤める美容院の客だったA。
BはそこでAの髪の毛を盗み、犯人に仕立て上げようとしたのでした。
…じゃあ二問目。
牛田はそう言うと、久能に次の事件を話し始めます。
ある女性が路上で刺されるという、通り魔殺人事件が発生しました。
何人か容疑者は浮かび上がるものの、確実な物証は出てきません。
ただその頃、近所で空き巣が数件発生していました。
僅かな金銭が盗まれただけだったので、誰も通り魔殺人とは関連付けることをしませんでした。
牛田は、この場合はどんなケースが考えられるかと久能に問い掛けます。
すると久能は、罪を犯した人間は凶器や返り血のついた衣類の処分に困るものだから、知らない人の家にこっそり入り、納戸やクローゼットの奥に置いてきたのではないか、そう推測したのです。
つまりはその空き巣も、通り魔殺人事件の証拠を隠すために行われた、ということ。
久能の推理はまたもや老人を、正解だと唸らせます。
この事件では、掃除などをこまめに行わない家が狙われました。
案外自分の持ち物を把握していない人間は多く、たまたま住人が引っ越しの際に見覚えのない靴を見つけたことで、通り魔殺人事件との繋がりが発覚したのでした。
…霜鳥は年下だが、自分よりずっと優秀な刑事だった。
牛田はそう呟くと、三問目の事件を話し始めました。
それは20年前の事件で、売春を生業としてい女性たちが次々と殺された事件です。
犯人はすぐに特定され、刑務所をしょっちゅう出たり入ったりしている羽喰という男でした。
彼は、指紋や足跡、体液といったあらゆる証拠を全て現場に残していきます。
牛田と霜鳥は、必死で羽喰の足取りを追いかけます。
そんな中、ある一人の売春婦から、羽喰に狙われているから保護してほしいという通報が入りました。
彼女が指定した時間と場所に、牛田たちは向かいます。
しかし実際に牛田が着いたのは10分遅れでした。
アパートに着いた牛田は、離れた場所から霜鳥の悲鳴を聞きます。
声のする河原の方へ牛田は駆けつけると、そこには血まみれになった女性と霜鳥が倒れていたのです。
女性は首元を切りつけられて息絶えており、霜鳥はお腹を二度刺されて腕にナイフが突き刺さった状態でした。
牛田は瀕死の霜鳥に羽喰を追うよう言われ、必死に追いかけて非常線を張り巡らせますが見つけることはできません。
生死をさまよった霜鳥ですが、何度も手術を乗り越えた結果、一命を取りとめることができました。
しかしナイフが突き刺さっていた左腕は、ほとんど動かなくなってしまいます。
霜鳥の指の爪からは羽喰の皮膚片が、そしてナイフからは彼の指紋が検出されました。
翌日、ある山道で羽喰の車が乗り捨てられているのが発見されます。
しかし結局本人の発見までには至ることができませんでした。
結局霜鳥は身体の後遺症により警察を辞めることになり、牛田は現場に着くのが遅れた自分を激しく責めました。
何故遅れたのかという久能の質問に牛田は、ずっと泊まり込みが続いていた為、一瞬着替えに家に戻ったのだと答えます。
戻ると牛田の家は空き巣に荒らされており、その処理に手間取っていたということでした。
久能はこの事件に一つの推測を提示します。
…この事件の犯人が相棒の霜鳥さんだった場合です。
その言葉に牛田の表情が固まりました。
今までの事件は羽喰の犯行だとしても、最後の事件だけは犯人は霜鳥だったのではないか、そう久能は推測したのです。
牛田は首を横に振り、あいつは死にかけたんだぞと否定します。
しかし久能は、僕の推測にあなたは驚かなかった、そう投げ掛けると、あなた自身も霜鳥のことを疑ったんですねと告げました。
一問目と二問目の話は、全てこの事件に繋がっていると感じた久能は、あれらはこの三問目へのヒントになっていたのではないかと牛田に問います。
その問いに牛田は静かに微笑むと、この事件の真相を語り始めました。
最後に羽喰の車が発見された時、最初に駆け付けたのが牛田で、その時に彼は車内の隙間に霜鳥のボールペンが落ちているのを発見します。
しかしそれをとっさに隠した牛田。
霜鳥と被害者との関係をこっそり調べ始めた牛田は、二人が不倫関係にあったことを知ります。
霜鳥の奥さんの実家は、警察の天下り先にもなっている大きな警備会社を経営しており、問題を起こすわけにはいきません。
霜鳥は羽喰という存在を使って、命を賭けてまで大パクチを打ったのです。
この事件は時効直前という時に、時効撤廃が決まり、霜鳥の罪は永遠になりました。
…俺はね、もうすぐ死ぬんだよ。
牛田はそう告げると、自分が持っている証拠のボールペンや情報が記された手帳を、どうしようか悩んでいたのだと話します。
牛田が罪に問われるのだとすると、証拠隠滅・犯人隠蔽というところでしょうか。
結局自分を守っているのだーーそう言うと、情けないなと牛田は呟きます。
刑事としても負けて、長い闘病生活の末、病気にも負けるのです。
そんな牛田に久能は、人は病に負けたから死ぬのではないですと投げ掛けました。
実は先日霜鳥が、牛田の見舞いに来てくれたそうでした。
奥さんの実家の警備会社を継いだ霜鳥は、腕は不自由なままですが立派になっていました。
彼は身寄りがない牛田に対して、元相棒として面倒を見て治療費も肩代わりしたいと言ってきたのです。
しかしそこまで落ちぶれちゃいないと思った牛田。
その霜鳥の言葉で牛田は気が変わったと言います。
牛田は久能に、持っていた『自省録』の本を渡します。
…版が違うと使えないかもしれないから。
という謎の言葉を残して、就寝してしまったのでした。
翌朝、久能は看護師の声で目が覚めます。
人がいる空間だったのにも関わらず、珍しく熟睡できたと言う久能。
すると看護師は驚き、誰もいなかったでしょう?と投げ掛けました。
えっと固まった久能は隣のベッドを指そうとすると、そこには誰もいません。
看護師いわく、牛田は昨日の久能が入院する日の朝に亡くなっているとのことでした。
さーーっと全身から血の気がひいていく久能。
その時、一人の男性が久能の病室に入ってきました。
彼の左腕を見た久能は、霜鳥だと気が付きます。
するとそこに数人の刑事が次々とやって来ました。
刑事は22年前の事件で話があると霜鳥に投げ掛けると、牛田から証拠のボールペンと捜査メモが送られてきたのだと告げました。
霜鳥の周囲を調べ始めた警察は、彼の箱根にある別荘の花壇から羽喰の白骨を発見します。
…やっぱり知っていたのか。
牛田がいたベッドを見つめ、そうぼやいた霜鳥。
久能はそんな霜鳥に、牛田さんはあなたが見舞いに来た時に気が変わったそうです、と伝えました。
きっとそれまでは牛田さんは秘密を墓場まで持っていくつもりだったーーとも。
ため息をついた霜鳥は、自分が裕福になり面倒を見ると言ったのが気に食わなかったのだろうかと呟きます。
しかし久能はその言葉を否定すると、きっと牛田さんは自分がそういう申し出をされるのを一番嫌がっている人間だということを、あなたがすっかり忘れてしまっていたことが悲しかったのではないでしょうか、と投げ掛けました。
その言葉に霜鳥は何も言い返すことなく、警察に連行されていきます。
看護師と二人になった久能は牛田からの『自省録』の本をパラパラ捲りました。
牛田がいつも同じページを見ていたと話す看護師。
そのページを開けると、こう書いてあります。
”正気に戻って自己を取り戻せ。目を醒まして君を悩ましていたのは夢であったのに気付き、夢の中のものを見ていたように現実のものを眺めよ”
その言葉を読んだ久能は、牛田のこれまでの苦悩を思いながらそっと本を閉じるのでしたーーー。
>>>「ミステリというなかれ」 ネタバレ 4巻(ep7)に続く
>>>「ミステリというなかれ」 ネタバレ 全卷まとめはこちら
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ミステリというなかれ ネタバレ 4巻(ep6)の感想!
入院先でもミステリに遭遇した久能。
今回の話はこれまでとは少し色が違って、切ないような不思議な話でした。
警察に証拠を送った牛田は、霊となって久能の前に現れ、彼に何を伝えようとしたのでしょうか。
版が違うと使えないかもしれない、という牛田の言葉が疑問に残ります。
謎は謎のままですが、霜鳥の罪を隠し続けた牛田の最後の決断は、相当思い悩んだ末の結果だったのだろうと感じました。
まとめ
「ミステリと言う勿れ」 ネタバレ 4巻(ep6)をご紹介しました!
まさか最初の「幽霊なんていない」という何気ない会話も伏線として含まれていたなんて…!
相変わらず緻密なストーリー構成に、ただただ脱帽です。
霧島のことを、誰かに全て打ち明けたいと思って久能の前に現れたのかな。
苦悩した牛田の想いが、少しは浮かばれるといいな、と思いますね。
次回も気になります♪
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