ザ花とゆめの漫画「野良猫と狼」（ミユキ蜜蜂先生）6話を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね！
狼と暮らし始めて2ヶ月が経とうとしていました…環は狼に好きな人がいないか気になりますが、聞くことができなくて…？
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野良猫と狼 ネタバレ 6話！狼と暮らし2ヶ月…環は狼に好きな人がいないか気になり？
静かな夜。
三科と表札に書かれた家では、小さく咳をしながら映る一人の女性。
万年筆を手に、何かを認める様子が描かれます。
変わって、東京の朝。
薄っすらと目を開けた狼は、隣に丸まって寝ている環にご立腹な様子です。
朝方仕事で帰ってきて寝付いた頃に、環がもぐりこんでくること3回。
文句を言う狼に、あったかそうでつい入ってしまうのだと、言い訳をする環です。
狼の部屋へやってきて、もうすぐ2か月が経とうとしていました。
何のために狭い部屋に布団敷いてるんだ、と愚痴る狼に、くっついて寝ると落ち着くのだという環。
言い返せない狼ですが、続く環の「お父さんと寝てた頃みたい」という言葉にショックをうけるのでした。
環にとゲームソフトを持って、大志がやって来ます。
うちのコ、そーゆうのわかんないんで・・と、狼が追い返そうとするも、癒しを与えろと入ってくる大志。
バンドのファンでもある世莉も来ていることを知り、愕然とする大志です。
談笑していると、TVからは芸能人の熱愛発覚を伝えるニュースが流れます。
映像のカップルが思わず、狼に見えてしまった環。
キッチンに立つ狼に近づき、問いかけます。
狼って・・・ドキドキしながら、口を開く環でしたが・・・。
しかし狼には聞くことはできませんでした。
代わりに学校で、水野に「好きな人いるの？」と唐突に尋ねる環。
その質問に、飲んでいた紙パックジュースを盛大に噴き出してしまう水野です。
動揺しながら、今はいないけど・・・とむせながら答える水野。
続けて、高校生だからって焦って恋愛しなくてもいいと、持論を説く水野をよそに、環は考えます。
水野くんには普通に聞けるのに狼には聞けず、結局意味のない質問をしてしまったのは何でだったんだろう、と。
考え込む環に、逆に好きな人はいるのか、と問い返す水野。
好きとか、そういうのが理解できてない、と環は答えます。
環は、狼がどんな人が好きなのか気になっていました。
世莉は狼に彼女はいないと言っていたけれど、周りに女の人は沢山いるし、その中に特別に想っている人がいてもおかしくはない、と環は思います。
自分が狼のことをあまり知らない、と焦る環でした。
一方その頃、新しいアーティスト写真の撮影をする狼。
新曲の歌詞を確認してくれ、と話すハルから環は元気かと聞かれます。
問い返すと、環に意地悪っぽいことを言ってしまった、と打ち明けるハル。
狼があの子の面倒を見きれるのか心配だと言うと、知らね、とだけ返す狼なのでした。
環が帰宅すると、狼はギターを弾いていました。
驚き、黙って帰ってくるなと言う狼に、「ただいま」を言うタイミングが難しいのだと話す環。
環はギターを弾く狼の指が好きだと思います。
じっと見入っていると、気が散るから座ってみろと言う狼。
宿題をやらないと、と慌てる環を不信に思った狼は、今度は何が気になってるんだ、と椅子に座ったまま環を抱き寄せます。
ジタバタ逃げようとする環に、ハルが環に言ったことを聞いた、と狼が話します。
ハルの言ったことを気にしてない、と言う環に、だったら昨日から何をそわそわしているんだ、と尋ねる狼。
言葉に困りつつ、狼に好きな女の人がいるのか気になっている・・と環は答えます。
予想していなかった答えに、意味が分かって聞いているのか、と確認する狼。
特別な人って意味だと、しどろもどろに環は答えます。
今までこんなこと、気にならなかったのに・・と思う環。
狼のいろんなことが知りたくなった、と思う環もまた、自分自身に戸惑っているのでした。
そんな環に、好きな人がいるって言ったら気にするのか？と見つめる狼。
環が答えようと口を開いた時、大志からの着信が鳴り響きます。
その隙に、図書館で勉強してくると逃げ出す環なのでした。
聞けなかった狼の答えが気になって、勉強にならない環。
結局集中できずに、閉館の時間を迎えてしまいます。
場所を変えようと支度をしたときに、目に入ったのは狼のくれた合鍵。
環は合鍵を貰ったことがすごく嬉しくて、でも狼にとっては今までもあったことで、きっと特別なことじゃないんだろう・・そう感じると胸がチクチクしてくる環です。
そんな気持ちのまま、帰りづらくなっていると、女の人と一緒にいる狼を見かけます。
思わず隠れてしまった環。
酔っているのか、女性が狼に抱きつきキスをするのを目にした環は、逃げ出すようにその場を立ち去ります。
自分としているようなのではなく、すごいキスをされていた狼・・・。
動揺を隠せない環はタオルを出そうとして、合鍵を溝に落としてしまいます。
大事なものなのに・・と溝の前に座り込んでいると、伸びてきたのは狼の手でした。
慌てる環をよそに、溝のフタを持ち上げ、鍵を拾わせる狼。
安心している環に、帰るぞ、と手を引き、狼は歩き出します。
腕を握る狼の手は細いけどゴツゴツしていて、お父さんとは全然違うことに気づく環。
この指で、他の女の人にどんな風に触れるのだろう、ギターに触る時みたいに優しいのだろうか、と考えます。
環は自分が何も知らないことに、胸が苦しくなるのでした。
部屋に帰り、入念に手洗いする狼が文句を言いながら振り向くと、環はおもむろに制服を脱ぎ出していました。
驚く狼ですが、キャミソールに手をかけた環を慌てて止めます。
環は、みんなばかりずるい、私も狼のことをちゃんと知りたいのだと言い、私にも他の人にするみたいにして・・と想いが溢れ出ます。
そんな環の腕を引きよせ、キスをする狼。
優しく口づけし、環をリードしながら、深くキスを交わす2人。
狼が入ってくるような、不思議な感覚に体が熱くなるのを環は感じます。
腕を絡ませて抱きつく環に、特別なヤツがいるならお前だ、と伝える狼。
イヤホンも布団に鍵だって、他のヤツには渡したことない、と話すのでした。
その言葉に、嬉しさを堪えきれない環は、勢いよく狼を押し倒します。
もっと、とキスをねだる環を、1日にしていい秒数決まってるからもうダメ、と狼は制するのでした。
部屋で勉強をする環の後ろで、スタジオ入りの時間を忘れていたと、忙しなく出ていく狼。
閉まるドアの音で「いってらっしゃい」を言いそびれたと環が思っていると、戻ってきた狼が後ろから環の頭を引き寄せます。
髪にキスを落とし、戸締りな、と言って出ていく狼。
・・・いってらっしゃいと呟く環です。
何か一つ知っても、足りなくて、もっと欲しくなって、息ができなくなる。
きっとこれが、誰かを大好きになっていく感覚なんだ、と環は知るのでした。
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「野良猫と狼」ネタバレ 6話 の感想！
誰かを好きになる気持ちが、よく分からない環。
そんな環が、少しずつ狼を意識し始めて、これが好きという気持ちなんだと理解する過程が、描かれていた回でしたね。
布団にもぐりこむ環の大胆さが、可愛らしい(笑)
でもそれが「お父さん」のようだと話す環は、狼には安心感も感じているのかな？
キスをねだる環の大胆さには、ドキドキしてしまいました！
少しずつ、少しずつ恋を育んでいく様子が、たまらなくいいですね♪
まとめ
「野良猫と狼」ネタバレ 6話をご紹介しました！
せっかく布団を用意したのに、結局環は狼の布団に潜り込んでしまいます。
そんな環は、狼の好きな人が気になりますが、なかなか聞くことができません。
溢れ出す環の想いは、狼にも伝わって…二人は熱くキスを交わしました。
環はこれが、人を好きになるという感覚だと、気が付くのでした。
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